
安くて小さいSESAME Hub3って、正直どうなの?
こんな悩みはありませんか?
”SESAME Hub3”は価格以上に価値があるのかを特徴・機能・使用感を含め、まとめました。購入を検討している方のご参考になれば幸いです。
SESAME Hub3はCANDY HOUSE社が販売しているスマートリモコンでこのような特徴があります。
- スマートホームの伝達役:SESAMEシリーズ製品と私たちをつなぐ
- 小型・お手頃:最小・最安クラスでもスマートリモコンの基本機能を揃えている
- 進化を続ける製品:投稿されたリクエストを製品に反映し、製品が進化していく
小さくても基本的な機能があり赤外線リモコンとしても使えます。もちろん、SESAMEシリーズと一緒に使うことでより安心・快適になります。
機能はこれだけあり1980円とは思えないほど充実しています。
- SESAMEシリーズ製品との連携と遠隔操作
- 99.9%の家電リモコンに対応した赤外線通信機能でリモコンレス操作
- スマートスピーカーとの連携(Apple Home / Alexa / Google Home)と音声操作
でも他の製品と比較したらどうなのだろうか?という疑問もありますよね。今回はスマートリモコンの”Nature Remo nano”と各項目を比較しています。結果として、赤外線通信機能に関してはほぼ同性能といえます。
そんなSESAME Hub3を実際に買ってメリットだと感じたのは、”安心感”を手に入れたことです。逆にプリセット対応の家電が少ないことは気になりました。ただ、このデメリットは今後対応していく予定とのことなので期待できますね。
SESAME Hub3はSESAMEシリーズだけあって製品同士の連携に長けています。購入する人はSESAMEシリーズ使いこなしていきたい方が適切です。もし、純粋にスマートリモコンを使っていきたい方は別のSwitchBotシリーズ、Nature Remoシリーズがおすすめです。
SESAME Hub3とは?


SESAME Hub3はCANDY HOUSE社が販売しているスマートリモコンです。主にSESAMEシリーズの製品とスマホをつなぐ役割をします。こちらがSESAME Hub3の大まかな特徴です。
- スマートホームの伝達役:SESAMEシリーズ製品と私たちをつなぐ
- 小型・お手頃:最小・最安クラスでもスマートリモコンの基本機能を揃えている
- 進化を続ける製品:投稿されたリクエストを製品に反映し、製品が進化していく
今あるSESAMEシリーズをさらに便利にしてくれるのがSESAME Hub3です。



レビューを製品に反映してくれるというのがユーザ目線でいいですよね。
SESAME Hub3の機能や使い方
次にSESAME Hub3の代表的な機能と使い方を解説します。3つの項目に絞りました。
- SESAMEシリーズ製品との連携と遠隔操作
- 99.9%の家電リモコンに対応した赤外線通信機能でリモコンレス操作
- スマートスピーカーとの連携(Apple Home / Alexa / Google Home)と音声操作
1つずつ解説します。
SESAMEシリーズ製品との連携と遠隔操作


SESAME Hub3はSESAMEシリーズと連携することでこのようなことができます。
- 外出先からSESAME 5/5 ProやSESAME Bot 2を操作でき、利便性が上がる
- オープンセンサーが開くたび通知を受け取れ、状態を確認できる
- SESAME Hub3がMatterで製品を即時接続し、操作までの待機時間が減る
毎日忙しい日々を送っていると外出中に鍵を閉めたか不安に感じることはありませんか?


SESAME Hub3があれば、外出先からアプリでスマートロック”SESAME 5/5 Pro”の状態確認ができます。もし、空いていれば施錠もできます。オープンセンサーも一緒に使えばドアが開いたタイミングで通知が届くので異常にすぐ気づけます。
数あるスマートリモコンの中でもすべてのSESAMEシリーズ製品と連携できるのはSESAME Hub3だけです。一部製品はNature Remoシリーズでも操作できますが、通知が届いたりすべての操作ができるのはSESAME Hub3のみです。
99.9%の家電リモコンに対応した赤外線通信機能でリモコンレス操作
赤外線通信は家電を操作するときの赤外線リモコンの代わりになる機能です。家電リモコンの99.9%に対応しており、多くの家庭で問題なく使えます。


赤外線通信機能のメリットはリモコンレスの生活ができることです。スマホから家電を操作できるので、リモコンを探す手間やテーブルに置く必要がなくなります。何かと場所を占領しているリモコンは片付けてしまいましょう。
SESAME Hub3で登録したテレビやエアコンはスマホからこのように操作できます。


テレビのリモコンはだいぶシンプルでわかりやすいですね。一方で登録されていないボタンがあるため、注意しましょう。未登録ボタンはこのように学習機能で追加登録もできます。


99.9%対応と謳っていますが、対応している最中なので現在は対応していないリモコンもあります。その時は、似たような型番で探せば代用できます。
スマートスピーカーとの連携(Apple Home / Alexa / Google Home)と音声操作


音声アシスタント機能のあるスマートスピーカーと接続すると、音声でSESAMEシリーズを操作できます。「アレクサ、〇〇〇(SESAME Bot 2の名前)をつけて」といえばSESAME Bot 2を動かせます。
利用する音声アシスタントによって、まとめて家電を操作できたり指定時間/曜日に動作させる機能もあります。アレクサの場合、定型アクションという機能があり、「いってきます」の言葉で家電をすべて消したり、毎朝7時に照明をつけることも可能です。
しかし、連携するうえで注意点もあります。
- SESAME Hub3に登録した家電(テレビやエアコン)は音声操作できない
- スマートスピーカーがMatterに対応していなけばいけない
連携することでスマートリモコンに登録した家電も音声操作できる製品はありますが、SESAME Hub3は未対応です。家電も音声操作したいという方は、別のスマートリモコンを検討しましょう。
SESAME Hub3はMatterに対応しています。ただ、音声操作するためにはスマートスピーカーもMatterに対応していなければいけません。よく読まないと見落としてしまうので注意しましょう。



私がメインで使っているスマートスピーカーはMatter非対応でした。。。
赤外線リモコンの用途として他社製品と比較した結果


SESAME Hub3は赤外線通信機能が備わっています。ここでは同機能がある他社製品と比較し、機能が充分なのかを確認しました。今回は価格と機能が近い”Nature Remo nano”との比較をしています。
SESAME Hub3 | Nature Remo nano | |
---|---|---|
サイズ | 30mm×26.5mm×8.8mm | 47mm×47mm×12.5mm |
価格 | 1,980円 | 4,980円 |
赤外線通信機能 | ||
赤外線送信範囲 | 仕様不明 | 10畳程度 |
赤外線学習機能 | ||
Matter規格 | ||
利用可能な音声アシスタント | Alexa、Googleアシスタント、Siri | Alexa、Googleアシスタント、Siri |
指定時間操作機能 | 今後対応予定あり | |
一括操作機能 | アレクサとの連携必須 | |
音声操作機能 | SESAMEシリーズのみ | 登録した家電のみ |
SESAMEシリーズ対応 | ||
アプリのメイン画面 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
テレビ操作画面 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
エアコン操作画面 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
照明操作画面 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
この表を見るとSESAME Hub3は赤外線リモコンとしての十分に機能があることがわかりますね。ただ、指定時間に動作する機能や家電をまとめて操作する機能はありません。



でも、値段を考慮すれば納得できますよね
SESAMEシリーズとNature Remoシリーズのアプリ画面は好みが分かれると思います。SESAMEはシンプル、Nature Remoは凝ったデザインです。
実際に使ってみて感じたメリット・デメリット
私が実際に使ってみて感じたメリット・デメリットはこちらの通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
鍵を「いつでも確認できる」とい安心感 SESAME製品をさらに使いやすくする スマートリモコンとしての基本機能をしっかり搭載 進化し続けるソフトウェア | (2025年5月現在)プリセット対応家電が少ない Hub3単体では真価を発揮しにくい |
私が感じた一番のメリットについて


一番のメリットは”安心感”を手に入れられたことです。
スマートロックを使っていても「本当に施錠されているのか?」という不安が最初はありました。でも、心配になったときにスマホで鍵の状態を確認できるというのは、思った以上に安心感をもたらしてくれます。
何度かそうした確認を繰り返すうちに、「いつでも確認できるのだから、心配なときに見ればいい」と自然に思えるようになり、気づけばその不安は消えていました。
この“安心を積み重ねて、不安がなくなる”という感覚がSESAME Hub3の価値だと感じています。
私が感じたデメリットについて


プリセット(あらかじめ登録されている型番)対応している家電が思ったより少ないことです。
私のテレビ、エアコン、照明どれもプリセット対応ではないため、型名が似ている製品を選んで代用しました。「99.9%の家電に対応」と謳われている割には、プリセットの一覧を見て少なさを感じたのが正直なところです。
テレビに関しては、代用モデルでの登録だったためか、使えるボタンが限られており、リモコンとしての実用性はやや低めでした。この画像をみるとボタン数の違いが全く違うことがわかりますよね。


もちろん、順次対応していくようなので対応するまで期待して待ちたいと思います。
もし「この家電をすぐに使えるようにしてほしい」と思う方は、公式サイトの製品レビュー欄でリクエスト投稿してみるのがおすすめです。レビューを重視しているようで、反映される可能性は高そうです。
SESAME Hub3がおすすめな人・他のスマートリモコンが向いている人


SESAME Hub3は、SESAMEシリーズ(SESAME 5/5 ProやSESAME Bot 2)をすでに利用している方、あるいは購入を検討している方に非常におすすめできる製品です。
このSESAME Hub3は、SESAME製品とインターネットを接続する“ハブ”として機能し、外出先からの遠隔操作や状態確認を可能にします。また、「Always Connect機能」により、Bluetooth接続時よりも素早く操作ができる点も魅力です。
一方で、「スマートリモコンをちょっと試してみたい」といった方には、やや物足りなく感じるかもしれません。スマートリモコンとしての機能が充実している「SwitchBot」や「Nature Remo」シリーズの方が適しています。


まとめ
今回はSESAME Hub3の特徴や代表的な3つの機能、私が感じたメリット・デメリット、SESAME Hub3がおすすめな人を解説しました。
SESAME Hub3は小型でお手頃で、既に利用しているSESAMEシリーズをさらに便利にしてくれます。そんなSESAME Hub3はこのような代表的な機能があります。
- SESAMEシリーズ製品との連携と遠隔操作
- 99.9%の家電リモコンに対応した赤外線通信機能でリモコンレス操作
- スマートスピーカーとの連携(Apple Home / Alexa / Google Home)と音声操作
SESAMEシリーズをより便利にしてくれたり、日々のリモコンに縛られる生活をなくしてくれます。スマートスピーカーと連携すれば音声で簡単に操作できることも!
Nature Remo nanoと比較しても、SESAME Hub3には基本的な機能があることを確認できました。アプリの画面は好みが分かれるところだと思います。
実際にSESAME Hub3を使ってみて感じたのはこちらの通りです。購入する際は参考にしていただければ幸いです。
メリット | デメリット |
---|---|
鍵を「いつでも確認できる」とい安心感 SESAME製品をさらに使いやすくする スマートリモコンとしての基本機能をしっかり搭載 進化し続けるソフトウェア | (2025年5月現在)プリセット対応家電が少ない Hub3単体では真価を発揮しにくい |
購入するにおすすめな人はをすでにSESAMEシリーズを利用している方、あるいは購入を検討している方です。一方で純粋にスマートリモコンが欲しいと思う方には向いていないかもしれません。
購入済みの方はこちらに初期設定手順を載せているのでご参考にしてください。


今後もスマートホームに関する情報を発信していきます。長期間利用して改めて気づいた点・注意したい点があれば随時更新していきます。



これからも一緒にスマートホーム家電のある暮らしを楽しんでいきましょう。
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