マンションのオートロックをSESAME Bot 2で解除する方法と注意点まとめ

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オートロック解除方法のアイキャッチ
  • 自宅のドアを鍵なしで操作できるようになったけど、マンションの玄関でもできる
  • オートロック解除を導入する前に知っておくべき注意事項は
  • 実際にマンション玄関のオートロックを解除している人のリアルな感想を知りたい

このような悩みはありませんか?

来客時に自分がインターフォンで押す操作をSESAME Bot 2とSESAME Hub3が代行することで解除ができます。インターフォンのタイプにもよりますが、SESAME Bot 2を設置さえすれば実現できます。SESAME Bot 2がインターフォンのボタンを押せること・インターフォン自体の操作性を失わないことが重要です。

私はMatter対応のAlexa機器も使い、鍵なしで玄関オートロック解除~自宅ドアの解錠をしています。このときに、”在宅中の人にインターフォンのチャイム音で驚かしてしまう”、”解除まで手間や時間が少しかかる”など課題もあります。

今回はSESAME製品を利用して、マンション玄関のオートロックを解除する方法を解説します。この記事を見ると大まかな流れや実際の使用感、事前に知っておきたい課題を理解できます。

目次

SESAME Bot 2でマンションの玄関オートロックを解除する方法

オートロック解除

来客時に行うインターフォン操作をSESAME Bot 2が代行することで、オートロックを遠隔解除できます。

オートロック解除までの流れ

  • マンションの玄関にて、インターフォンで部屋番号を選択する
  • 自宅のインターフォンが鳴る(呼び出し音)
  • スマホでSESAME Bot 2を操作して自宅のインターフォンで解錠操作を実行する
  • 玄関のロックが解錠され、マンションに入る
ロック解除操作

ただし、インターフォンの仕様によって操作方法が異なるため注意してください。以下のようなタイプがあります。

  • 受話器とボタンで解錠するタイプ
  • インターフォンの「解除」ボタンを1回押すタイプ
  • インターフォンの複数ボタンを押す(例:通話→モニター)を順番に押すタイプ
インターフォンの解錠タイプ

我が家の場合、「①通話ボタン→②モニターボタン」を順番に操作します。そのため、SESAME Bot 2を2台使います。

我が家のインターフォンタイプ

SESAME Bot 2でオートロックを解除するために必要な機器

オートロックを遠隔で解除するために最低限以下の2つの機器が必要です。

オートロックに必須な2つの機器

  • SESAME Bot 2:ロック解除のボタン操作(もしくは受話器操作)をする役割  
  • SESAME Hub3:外出先からSESAME Bot 2を遠隔操作するための中継器

それぞれの機能は以下の通りです

機能紹介

  • SESAME Bot 2は、インターフォンの「解除ボタン」や「受話器」などを物理的に押す装置。ただし、スマホと近距離(約10メートル以内)でのみ操作可能。
  • SESAME Hub3はほかのSESAME製品をインターネット経由で操作可能にする。今回はSESAME Bot 2を外出先からでも操作ができるようにする。

それぞれの詳しい機能や初期設定はこちらをご参考にしてください。

こちらから2つの製品を購入できます。公式サイトが最安値であるためご注意ください。

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複数のSESAME Bot 2を一度に実行する2つの方法

ここでは複数のSESAME Bot 2をまとめて操作する方法をご紹介します。オートロック解除に1つあればよいという方も、操作の簡略化に役立つ情報も含んでいるためぜひご覧ください。

SESAME Bot 2はSESAMEアプリから操作できます。2つある場合、1つずつ順番に実行させることもできます。

SESAMEアプリからBot 2を実行

しかし、毎回アプリで複数操作するのは手間がかかり誤操作のリスクもあります。今回紹介する方法を使えば1タップで複数のSESAME Bot 2を操作できます。

Matter対応のAlexa機器でSESAME Bot 2を連続実行させる

Matter対応のAlexa機器

Matter対応のAlexa機器を使えば、SESAME Bot 2を高速かつ安定して連続動作させることができます。

Matter規格とは異なるスマートホーム機器同士がスムーズに連携できる新しい共通規格。SESAME Bot 2はこの規格に対応。

現在販売しているすべてのAmazon EchoシリーズはMatterに対応済みです。EchoシリーズとSESAME Bot 2がMatterで接続することでAlexaアプリからSESAME Bot 2を操作できます。

連続実行するために、Alexaアプリの「定型アクション」機能を使います。これでSESAME Bot 2を1タップで実行できます。

定型アクション_SESAME Bot2

定型アクションの詳しい説明はこちらの記事で記載しています。定型アクションを設定したい、内容を深く知りたい方はこちらをご参考にしてください。

Nature RemoでもSESAME Bot 2を連続実行できるが反応速度に難あり

Nature Remoシリーズ

Nature RemoシリーズでもAlexa機器と同じように連続実行が可能です。

シーン_SESAMEBot2

Matter規格に対応したAlexaとは異なりインターネット経由でSESAME Bot 2と接続します。そのため、反応までに5秒以上かかることが多く実用性にやや難があります。

例えば、Nature Remoを操作してからエントランスの部屋番号を押すなど工夫すれば待ち時間を減らすことができます。しかし、家族にも同じような操作を要求するには難易度が上がります。

そのため、素早く操作できるAlexaアプリのほうがおすすめです。

オートロック解除の導入前に確認しておきたい2つのこと

SESAME Bot 2を使ってオートロックを解除する前に、設置にかかわる注意点をチェックしておきましょう。以下の2点を事前に確認しておくと誤作動や設置後のストレスを防ぐことができます。

インターフォンへの設置の可否とボタンを押せるかの確認

インターフォンへの設置可否

まずは、インターフォンにSESAME Bot 2が設置できて、その状態でボタンを押せるかの確認しましょう。

SESAME Bot 2は粘着テープで取り付けるため、平面に設置することが大事です。またアームが回転しボタンを押すため、アームが動くためのスペースも必要です。

設置する前にSESAME Bot 2を動かしボタンを押せるか確認しましょう。

電池交換する場所を空けることもお忘れなく!

普段のインターフォン操作と干渉しないかの確認

インターフォンにSESAMEBot2を多数設置

もう一つの確認ポイントは、SESAME Bot 2を設置することでインターフォンの操作性が損なわれないかです。SESAME Bot 2が干渉し、ボタンが押しづらくなる可能性もあります。日常的によく使うボタンを避けた位置に取り付けるのが理想的です。

我が家の場合、左下の通話ボタンへの干渉を避けるため、SESAME Bot 2を左側にずらしています。

インターフォンにSESAME Bot 2

私がオートロック導入後に感じた課題【体験レビュー】

マンションの玄関オートロック解除にSESAME Bot 2を導入して感じた実際の課題や気づきを3つ紹介します。導入を検討している方へのリアルな使用感をお伝えできればと思います。

在宅中の家族が来客か帰宅かを判別できない

帰宅か来客か

”在宅中の家族が来客か帰宅かを判別できない”がもっともストレスに感じた点です。

玄関のオートロックを解除するときにチャイム音が鳴るため、在宅中の人が”家族の帰宅”か”来客”かを判別できません。一人暮らしなら問題になりませんが、家族と同居している場合、「誰が来たのかな?」という疑問が発生します。

チャイム音は避けられないため、

  • 家族と一緒に帰宅する時のみ使う
  • 最初に帰宅する人であろう人のみ使う
  • 帰宅時間を家族に伝えておく

などのルールを決めておくと多少はストレスを軽減できます。

鍵での解除と比較して割と手間があり少し時間がかかる

鍵かSESAMEBot2か

SESAME Bot 2を使う場合、玄関前でのアプリ操作の手間があり、待ち時間が発生します。

両手が開いていれば片手を部屋番号入力、片手をアプリ操作して早く解除できます。しかし、片手で操作する場合、部屋番号の呼び出しアプリ操作を順番に行う必要がありさらに時間がかかります。

私の場合、ときどきAlexaのアプリが真っ黒画面になって固まる現象が起こります。一度戻るボタンを押して再度”定型アクション”を押す必要があります。事前に定型アクション画面まで遷移していれば、玄関前でまたふたする時間を回避できます。

定型アクションで真っ黒画面

想像以上に手間や時間がかかるというのが、実際に使ってみて感じた感想です。

インターフォン周りがSESAME Bot 2でごちゃつく

インターフォンにSESAME Bot 2

SESAME Bot 2をインターフォンに取り付けるため、どうしても見た目がゴチャついてしまいます。

なるべく見た目が悪くならないように設置したいのですが、SESAME Bot 2はそこそこの大きさがあります。すっきりした見た目を好む人にとってはいまいちなポイントです。

なんとなくテーブルが片付いていない感じで嫌ですね。

一人暮らしならSESAME Bot 2でオートロックを解除するのに向いている

一人暮らし

上記で説明した課題を踏まえて、オートロックの遠隔解除に適しているのは一人暮らしの人です。

専用アプリでの操作もあり、家族に伝えてもなかなかハードルが高く、オートロックを解除できないかもしれません。

また、家族と暮らしている場合、インターフォンのチャイム音がストレスに感じてしまうことも想定されます。一人暮らしの場合、インターフォンのチャイムを気にする必要がないため問題ありません。

結果として、一人暮らしの場合はSESAME Bot 2で玄関のオートロックを解除するのに向いています。

まとめ

今回はSESAME製品を使って玄関のオートロックの遠隔解除する方法を解説しました。SESAME Bot 2とSESAME Hub3とスマホを使うことで鍵なしで解除できます。

ただし、マンション玄関のオートロックを解除を導入する前に自宅ドアを鍵なしで開閉できるようにしておきましょう。マンションの玄関だけを鍵なしで解除できても、自宅ドアで鍵を使っては意味がありません。

こちらの記事で同じSESAME製品であるSESAME 5を使って、自宅ドアの鍵を自動で施錠・解錠する方法をまとめています。ご興味のある方はご参考にしてください。

今後もスマートホームに関する情報を発信していきます。長期間利用して改めて気づいた点・注意したい点があれば随時更新していきます。

これからも一緒にスマートホーム家電のある暮らしを楽しんでいきましょう。

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